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サイバー犯罪とは

What's cybercrime.


「サイバー犯罪」とは、「コンピュータ技術及び電気通信技術を悪用した犯罪」のことです。

サイバー犯罪は、以下の4種類に該当する犯罪をいいます。


1 「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」違反

不正アクセス行為とは他人のID・パスワードを悪用したり、コンピュータ・プログラムの欠陥(バグ)をつくことにより、本来アクセスする権限のないコンピュータ(サーバ)を利用する犯罪です。


・禁止行為の例

(1) コンピュータ・ネットワーク上で他人のID、パスワードを使用し、その人になりすましてコンピュータに不正にアクセスする。
(2) 金融機関等になりすまして、ID・パスワード等を入力させる内容の、サイトの開設や電子メ-ルの送信を行う。
(3) 他人のID、パスワードを、無断で第三者に教えたり、売ったりする。また、そのために他人のID、パスワードを保管する。


2 コンピュータ・電磁的記録対象犯罪

ホームページのデータを無断で書き換えたり、インターネットを利用して、金融機関の他人の口座から自分の口座に無断で預金を移す行為などの犯罪です。


 ・電磁的記録不正作出及び供用
 ・電子計算機損壊等業務妨害
 ・電子計算機使用詐欺
 ・公電磁的記録毀棄
 ・私電磁的記録毀棄
 ・支払用カード電磁的記録不正作出

3 不正指令電磁的記録に関する犯罪

コンピュータ・ウイルス(不正指令電磁的記録)の作成行為、ネット上でウイルスをばらまく行為などの犯罪です。


・犯罪行為の例

(1) 他人のパソコンのデータを破壊するために、ウイルスを作成して保管している。
(2) ネット上で事情を知らない人にウイルスをばらまく。


4 ネットワーク利用犯罪

インターネット等のネットワークを利用して行われる各種犯罪行為です。


・犯罪行為の例

(1) インターネットのホームページや掲示板等を利用して、わいせつな画像や銃器、覚せい剤、児童ポルノ等の違法な物品を販売した
(2) インターネットオークションや掲示板を利用した売買等で、金品をだまし取った。
(3) インターネットや携帯電話の掲示板、ホームページを利用して、個人・法人を誹謗中傷し、名誉毀損や業務妨害を行った。
(4) インターネットや携帯電話のメール、掲示板、ホームページを利用して、個人・法人等を脅迫した。
(5) インターネットや携帯電話の出会い系サイト等で、金額や性行為等に関する交渉をし、児童買春した。

注意

メール、掲示板、ホームページにおける誹謗中傷の全てが、名誉毀損や業務妨害、脅迫に該当するわけではありません。
内容によっては、名誉毀損や業務妨害に該当しない場合もあります。
詳しくは、最寄りの警察署にご相談ください。