つがる警察署の沿革

つがる警察署(旧・木造警察署)の沿革

明治 9年 2月14日 第4大区(鰺ヶ沢)警察出張所木造屯所として開設された。
明治10年 2月13日 第4大区(鰺ヶ沢)、第5大区(五所川原)警察出張所を合併して木造警察署と改称し、現在の五所川原、金木、鰺ヶ沢、板柳警察署管内をも管轄した。
明治13年 6月 7日 木造警察署と五所川原警察署に分割される。
明治16年 8月13日 木造警察署が廃止されて鰺ヶ沢警察署木造分署となり、木造・柏・水元・森田・柴田・川除・稲垣・出精の各村を管轄区域とした。
明治35年 4月 1日 鯵ヶ沢警察署管内の館岡・車力・十三村を木造分署の所轄に編入した。 
大正15年 7月 1日 制度改正により木造警察署となる。
昭和19年 5月25日 小説家・太宰治は、小説「津軽」の中で、昭和19年5月25日に木造町を訪れた様子を次のとおり述べている。   木造警察署旧庁舎
当時の警察署庁舎
「 …その日も、ひどくいい天気で、停車場からただまっすぐの一本街のコンクリート路の上には薄い春霞のやうなものが、もやもや煙つてゐて、ゴム底の靴で猫のやうに足音もなくのこのこ歩いてゐるうちに春の温気にあてられ、何だか頭がぼんやりして来て、木造(きづくり)警察署の看板を、木造(もくぞう)警察署と読んで、なるほど木造の建築物、と首肯き、はつと気附いて苦笑したりなどした。… 」
昭和23年 3月 7日 警察法が施行され、国家地方警察と自治体警察が発足して木造警察署は廃止され、
 ・国家地方警察西津軽地区警察署木造警部補派出所
 ・自治体警察木造町警察署 
が設置された。
昭和26年10月 1日 警察法の一部改正により、木造町警察署と木造警部補派出所が廃止され、木造地区警察署となる。
昭和29年 7月 1日 現行警察法施行、都道府県警察が発足し木造警察署となる。
昭和46年 3月29日 旧庁舎が
 木造町字千代町18番地1
に新築される。
平成17年 2月11日 管轄する5町村(木造町、森田村、柏村、稲垣村、車力村)が合併し、つがる市が誕生したのに伴い、つがる警察署と改称し現在に至る。
平成31年3月25日  現庁舎が
 つがる市木造赤根1番地4
に新築される。